はじめに
ダンボールは、あらゆる業種で使用されている身近な包装資材です。
EC(オンラインショップ)引っ越し業、食品、製造業、医薬品、アパレルなど用途は多岐に渡ります。
包材費を抑えるためにはダンボールの材料費は少しでも安く仕入れたいところ。
本記事ではダンボールを発注いただく際、
見積価格をより抑えてご提供できる方法と仕組みについて詳しく解説をいたします。
ダンボールの見積価格を安くするためには・・・
1. 「材質」によって異なる見積もり価格
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ダンボールをより安く発注するためにはサイズや厚みだけでなく
材質の構造に注目することも非常に重要です。
特に「ライナー」と「中芯」と呼ばれる部分を変えるだけで
同じサイズでもかなりコストを抑えることができます。
ライナーとは、ダンボールの表面と裏面を覆う紙の層のことを指します。
ダンボールの強度や見た目の印象は、このライナーの種類や厚みによって大きく変わります。
古紙をリサイクルしたライナーや厚みを少し抑えたライナーを使うと、
ダンボールの強度は必要最低限を保ちながら1枚あたりの単価を安く抑えることができます。

中芯とは、ライナーの間に挟まれている波状の紙の層です。
中芯の厚みや紙質によって、ダンボール全体の強度や衝撃吸収力が決まります。
輸送距離が短く、軽い荷物や壊れにくい物を入れる場合は厚みを抑えた中芯を使うことで
材料費を抑え、結果としてダンボールをより安い価格で対応することができます。
サイズや枚数だけでコストを考えるだけでなくダンボールを安く手に入れたい場合は
ライナーや中芯の材質・厚みなどの内部構造まで意識すると、同じ規格のダンボールでも
驚くほど安く仕入れることが可能になります。
用途に応じて材質を最適化することが、
無駄なコストを削減する大切なポイントといえるでしょう。
2. 「構造」によって異なる見積もり価格
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ダンボールには紙の厚みや層の構造、使用する原紙の種類など
さまざまな材質のバリエーションがありますが安さを重視する場合は
「用途や荷物の重さに応じて最適なダンボール」を選ぶことが大切です。
ダンボールにはシングル構造、ダブル構造、トリプル構造といった層の構造があり
強度が上がるほど価格も上がります。
重い物や壊れやすい物を入れる場合は強化タイプが必要ですが
日用品や軽い荷物であればシングル構造でも十分対応できます。
必要な強度だけを満たす材質を選ぶことで、
同じサイズでもより安い価格で購入することができます。

3.「発注数量」を増やす
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ダンボールを安くご提供できる一番の方法は発注数量を増やすことです
一度にまとめてご発注いただくことで枚数全体のコストダウンが可能です。
年に数回ご注文いただく予定があれば一回の発注数量をまとめた方が
1枚単価の価格は確実に抑えることができます。
1度に発注数量をまとめていただいた方がお見積価格も安価でご案内が可能です。
ダンボールの製造にとってコストダウンできる要因は
生産ライン(製造工場)の稼働率を向上させることです。
稼働率とは設備が持つ理論上の生産能力に対して実際に稼働している割合のこと。
1回の発注量を少量にしてしまうほどその分稼働率が落ちてしまうため、
ダンボールの単価は高くなる傾向にあり注意が必要です。
大量生産で製造するほど生産ラインの稼働率は向上します。
限られた時間の中で集中的により多くのダンボールを製造することができるため
工場の稼働日を少なくすることができ、大幅なコストダウンに繋がります。
4.「既製品」がお得
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ダンボールのご発注では様々な用途に合わせ一般的な正方形や長方形の形状以外にも
ご要望のサイズに合わせて製造することが可能です。
中にはギターを運ぶ専用の形状のものやゴルフクラブ、
釣竿を入れる極端に長い形状のようなものまでどんな形状でもお作りが可能です。
価格で一番安いダンボールをお求めの方は一番用途が多い
「みかん箱」という形状をオススメします。
様々な商品、業種でも活用できる汎用性の高いこの「みかん箱」は
既に完成された商品(規格品)のため、その分お安く提供できるメリットがあります。
ダンボールは「まとめて買わないと高いもの」というイメージを持たれがちですが、
実は既製品のダンボールに限っていえば、少ない枚数でも十分に安く手に入るケースが多くあります。
既製品の場合、「多く作って在庫している」という点が
少量でも安く買える大きな理由です。
オーダーメイドのダンボールの場合サイズ設計や製造ラインの調整が必要になるため、
どうしても最低ロットが設定されたり少量だと1枚あたりの価格が高くなったりしますが、
既製品はすでに大量生産されている前提があるため、
少ない枚数でも、比較的安くに購入することができます。
別名「A式」とも呼ばれるこの形状のサイズは
〈60サイズ・80サイズ・100サイズ〉

など様々な形状があります。
これらはみかん箱=A式に分類され製造工程がシンプルで大量生産が容易なため、
お安くお求めいただけます。
他にも、
・流通量の多いサイズ(60サイズ・80サイズ・100サイズなど)
・製造刃型(抜き型)の製作が不要なもの
など上記の内容が条件に近いほど価格の安さや納期短縮できることもございます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり少しでもお役に立つことができますと幸いです。
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