はじめに
前回に引き続き、
ダンボールの見積もり価格を安くするアイデアをご紹介いたします。
一般的にオリジナル(オーダー)ダンボールを発注することに対して抱くイメ―ジとして
オリジナル(オーダー)=高いと認識されている方は多いかと思います。
ですが、ダンボールは発注方法やちょっとした工夫をしていただくだけで
価格を大きく下げることが可能です。
本記事ではオリジナル(オーダー)ダンボールという点も考慮しながら
よりコストを抑えるための具体的なポイントを分かりやすく解説いたします。
1.「既製品」ダンボールと「オリジナル(オーダー)」ダンボールの特徴を理解する―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まずダンボールを発注する際に一番重要なことは
「既製品」ダンボールと「オーダー品」ダンボールの特徴を理解することです。
場合によっては既製品ダンボールに必要とするサイズがある場合には
(印刷が不要な場合に限って)無理にオリジナル(オーダー)を作る必要はありません。
既製品を選択いただくことで、その分コストを大きく削減することができます。
サイズによるオリジナル(オーダー)ダンボールをご発注する際には
必要とするサイズが既製品ダンボールにないか(販売していないか)を
ご確認いただくと良いでしょう。
「既製品」ダンボールと
「オリジナル(オーダー)」ダンボールの特徴について
■既製品ダンボール:
- 価格:オリジナル(オーダー)ダンボールと比べ価格が安い
- 数量:小ロットでも購入可能することができる
- サイズ:多くのサイズバリエーションがある
- 納品:(製造工程を削減できることにより)納品が早い
■オリジナル(オーダー)ダンボール:
- 価格:既製品と比べ価格が高い
- 数量:規定のロット数を越えないと価格が高くなる場合がある
- サイズ:商品に対し無駄のないサイズで製造することが可能(サイズオーダー)
- 納品:(1から製造を行うため)既製品より納品に時間が掛かる
汎用品(汎用性のある商品であるほど)
既製品ダンボールを選んでいただくことをオススメいたします。
(適切なサイズがある可能性が高いため)
サイズが合わずに緩衝材を大量に使っている場合は、
オリジナル(オーダー)ダンボールに代えた方が
結果的に配送コストを少なく抑えられる場合もあります。
2. 形状をシンプルにする
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オリジナル(オーダー)ダンボールの価格を安く抑えるために
よりシンプルな形状にしていただくことは非常に重要です。
コストを抑えることができる形状の商品では
A式(みかん箱)と呼ばれる汎用性の高いサイズのダンボールがオススメです。.png)
※A式(みかん箱)
加工が少なく量産向きという点からダンボールの中では
最も価格が安いとされております。
反面、コストが上がりやすい形状では、
フタ差し込み式・ワンタッチ底など複雑な折り構造や形状のもの。
※フタ差し込み式
※ワンタッチ底
オリジナル形状にこだわりすぎると、オーダー価格は一気に上がります。
見た目よりもコスト重視の場合は、
「A式(みかん箱)+オリジナル印刷」という組み合わせが、
一番安くオーダーできる選択肢、発注のパターン内容となります。
3. サイズを最適化することで配送費を下げる
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ダンボールのサイズを最適化(より商品にあったサイズ)にすることで
お客様へ商品を送る際の配送費を抑えることが可能です。
サイズに無駄がなくなった分、ダンボールのサイズは一回りでも小さくできるため
配送費のコストカットが見込めます。
外寸が数cm変わるだけで送料区分が変わることもあります。
オリジナル(オーダー)ダンボールで発注することで、
- ダンボールのコスト
- 緩衝材代
- 送料
など配送に関わるすべてコストを削減することが可能です。
4. 印刷は「最小限」の色数が安い
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ダンボールをオーダーする際、印刷内容も価格に大きく影響します。
せっかくなら印刷もこだわりたいと考えがちですが、
印刷の色数が増えるほど価格は高くなる傾向にあります。
■印刷色の参考例
- 印刷なし:〈特徴〉無地・汎用〈価格〉とても安い
- 1色印刷:〈特徴〉ロゴ・注意書き〈価格〉安い
- 2色印刷:〈特徴〉デザイン性UP〈価格〉やや安い
- フルカラー:〈特徴〉写真・グラデーション〈価格〉高い
印刷代を少しでも安く抑えたい場合は、
1色印刷が最もコストパフォーマンスに優れています。
5. ロット数をまとめてオーダーする
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オリジナル(オーダー)ダンボールでは、
発注数量が増えるほど1枚あたりの単価を抑えることが可能です。
もし年に数回同じ発注条件のダンボールを依頼する場合には
極力1度に発注数量まとめた方が
1枚当たりの単価は抑えることが可能です。
■発注数量別の1枚当たりの単価(参考例)
・100枚:〈価格〉高い 〈用途〉試作・テスト向け
・300〜500枚 :〈価格〉標準 〈用途〉小規模利用
・1,000枚以上 :〈価格〉かなり安い 〈用途〉定期利用向け
また数量をまとめることでの価格メリットが高いため、
工場などの保管スペースに余裕がある場合にも
まとめてオーダーすることをオススメいたします。
6. 平納品(ひらのうひん)を選ぶ
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組み立て済みのダンボールは便利ですが、
価格は割高になる傾向が強いです。
平納品(ひらのうひん)と呼ばれる組立前のダンボールを納品した方が
価格は安く、保管スペースの確保も容易です。
反面、組立式のダンボールを発注すると
見積価格から価格高騰しやすく、
納品に掛かる配送費も高額となってしまいます。
ダンボールを組み立てる手間はかかりますが、
平納品を選ぶだけで、オーダー価格と送料を同時に安くすることが可能です。
まとめ:少しでも安くできる内容で発注することをオススメいたします
「オリジナル(オーダー)ダンボール=高い」
というイメージを持たれがちですが、
・形状をよりシンプルに
・印刷色を可能な限り最小限に(できれば1色に)
・発注数量を極力1回にまとめる
これらを意識することで、
オリジナル(オーダー)ダンボールの価格は抑えることが可能です。
ダンボールは消耗品だからこそ、
サイズや印刷色などより事業にとって最適に見直すことで
大きなコスト削減につながります。
ぜひ今回のポイントを参考に
御社にとって最も安いダンボールの購入方法を検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり
少しでもお役に立つことができますと幸いです。
お問い合わせやお見積依頼をお待ちしております。





